企業本(未来社史)

会社の理念を広く伝える、
会社の物語制作(書籍)のすすめ

「ストーリーの力」が
会社と社員の一体感を高め、
会社の成功をもたらす

いま、パーパス経営が注目されています。会社にとっての存在意義や経営理念、価値を明文化することは、よりよい会社経営には欠かせないテーマです。
しかしながら、これを組織メンバー一人ひとりが自らのものとするためには、どんな思いで会社を設立したのか、これまでの危機、誇らしかった出来事を「ストーリー」として語り合えることが浸透のカギを握っています。

経営理念や価値は、それを体現した行動が物語れることによって、メンバーに広く深く浸透するのです。理念や価値に深く共感し、会社へのロイヤルティや帰属意識、エンゲージメントが強まります。
さらにこれまでの貴社の取り組みを物語れることは、取引先などステイクホルダーにとっても、信用につながります。
会社の物語をつくるうえで大切なことは、「私たちは何者か?」ということ。
組織メンバーの共同体験やあるべき態度、あるいは共有すべき信念がストーリーの中心となっていることが大切です。そこで働く人々は共有の成功の歴史を持ち、自社の組織文化に誇りを持つことによって、エンゲージメントが高まり、将来もより豊かに大きな勝利を手にすることができるでしょう。
「私たちは何者か」というストーリーは、貴社の継続的成功に貢献し、チームワークを築き上げ、個人にエネルギーを与える土台となります。

――ぜひ会社物語の書籍をつくってみませんか。

■共有すべき信念が物語を通じて伝わる
経営学者のノエル・ティシーは、リーダーが育つうえで、「経験からの学習」やそれを「物語る」ことの重要性を強調しました。
「生の声」「現場に根付いた体験」、これらを箇条書きでなく、印象深いストーリーとして物語ることが、読む人の心を揺さぶり、インスパイアさせ、感動を生み出します。
ストーリーは、他者(第三者)が私たち(貴社)を知るうえでも大切です。
物語りを通して他者(第三者)は私たち(貴社)の心と生命の中に入り込み、真の人間的なつながりが生まれます。
ヒーロー、ヒロイン、ドラマ、クライマックスがあることで、ストーリーは人々の感情と本能に訴えます。そこから生まれる感動は、年次報告書のような合理性だけに基づく解説では、まず呼び起こすことはできません。物語ることにより、伝承可能となります。
大事なことは自社の物語を皆が共有することです。ここで共有するというのは、組織のメンバーが価値観を理解し、それを内面化させ、実際の個々の活動に反映させるということを意味しています。

未来社史のコンセプト